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24 April 2014

アナフィラキシー克服、登山リベンジ。

ようやく情報解禁です。
2013年最後のブログにも書いた通り、昨年12月に人生初の本格登山をしました。

Photo 2013-12-15 18 29 33(変換後)

 

海中心の私の生活の中に”山”というキーワードは無く、これまでに登った事があるのはスタッフ同行で撮影を兼ねた奥多摩の大岳山(1266m)のみ。
その後、サンフランシスコのPurisima reservesでハイキング中に突然アナフィラキシーショックを起こしてしまい、生死を彷徨った苦い経験もあり、山というのは増々遠い存在になっていました。

 

そんな海人間の私に、山行きませんか?というオファーがあったのは昨年10月のこと。
ずっとお仕事したかった雑誌だったので、嬉しくて二つ返事で引き受けました。

条件はたった一つだけ。
「ヒマラヤ山脈」のどこかの山に登ること。

行き先もカメラマンも私が自由に決めていいとのこと。
とにかく私が普段やってるように自由に旅をしてくれればいいという。

初心者向けの簡単なトレッキングルートを勧められましたが、私のドエスな性格上そんな選択をするはずは無く、せっかく行くならやっぱエベレストでしょう!ということで、ルートは迷い無く初めから「エベレスト街道」と決めていました。

とはいえ、山なんて初心者中の初心者。
期待と不安を胸に、那覇空港を出発した日の事を今でも鮮明に覚えています。

「テレビや雑誌でよく見るヤラセの旅ではなく、やるならガチ旅をしたい!」
と編集者に訴えて続けたのは私ですが、あまりにガチ過ぎてビビりました。

何の知識も無い私とカメラマンのガチ二人旅。
高山病になったり遭難したり喧嘩したり、、、本当に色々ありました。
今だから言えるけど、生きて帰ってこれたのは奇跡です。

 

その壮絶で感動的な旅の全貌を、やっと見てもらえる時がきました。
遺書のつもりで毎日記録していた言葉や想いを紡いで、こうやって形に出来た事が純粋にとても嬉しいです。
ぜひ見てほしいです。

terminal[ターミナル] 2014 Spring 遥かなるヒマラヤ (講談社MOOK)

 

自分の足で山に登った人にしか見れない景色があるんです。

 


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普通とは何ぞや。私の思想、好きな物、趣味、行動と、性別、年齢、職業がリンクしないらしく、昔からよく普通じゃないと言われる。綺麗にドレスアップして軽トラでパーティーへ出掛けることも、パジャマのままオープンカーに飛び乗りスーパーへ買い物行くことも、運転が難しい旧車に乗ることもバイクに乗ることも、午前中はカメラの前で仕事して午後は漁港で海人のおじさん達に混じって酒を飲むことも、ぐちゃぐちゃに汚くなって海で遊ぶことも、血まみれ傷だらけになりながらサーフィンすることも、Tシャツ短パンぞうりに大きなバックパック一つでビジネスクラスに乗ることも、今日は五つ星ホテル明日は一泊500円の安宿でに泊まることも、一人で旅をすることも、全てやりたいこと、好きなことをやってるだけ。

一般的に言われるいわゆる普通である必要も、人々が勝手に作り出した枠にはまる必要もない。こんな生き方してればそりゃ妬みやっかみは免れないけど、これは別に私が特別な才能を持ってるわけでも、人よりお金を持ってるわけでもない。ただ欲張りで、好奇心旺盛で、生きてる間に自分がやりたい事に貪欲なだけである。人生一度きりだから。

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